トップ / 血糖値が高い方の運動注意点

血糖値を運動で下げる

血糖値が高い方の運動注意点

心筋梗塞などのリスクもあるので注意

血糖値を下げるのに有効な手段である運動ですが、いくつか注意点もあります。特に糖尿病で合併症がある場合などは、運動が制限されたり禁止されることもあります。

まずは食後に運動を行う時の注意点です。食後すぐは消化のために胃に血液が集まっており、心臓への血流は少なくなります。急に激しい運動をすると心筋梗塞を起こす危険があるため、30分から1時間経ってから始めるようにしましょう。

また、朝の運動の際は事前に水分を摂ることも大事です。起床後は体が脱水状態で血液が濃くなっており、ドロドロ状態で血管に詰まりやすくなっています。この状態で運動すると同じく心筋梗塞のリスクが上がってしまいます。

糖尿病の方が運動をした場合に起こりうるリスクとしては、高血糖を起こす(薬を服用中であれば低血糖)、眼底からの出血、蛋白尿が出る、神経障害、狭心症や心筋梗塞、運動中の急激な血圧上昇、足に潰瘍が出来たり壊疽を起こす、などがあります。

増殖網膜症や増殖前網膜症の場合、眼底出血が起こる危険性があるため、運動を制限したり禁止する必要があります。レーザーで網膜症の治療をして3ヵ月から6ヵ月の間も同様です。ほかにも、心筋梗塞など心臓や血管に障害が見られる場合、糖尿病が原因の自律神経障害がある場合、空腹時血糖が250mg/dl以上、感染症にかかっている場合、高血圧、骨や関節の疾患、糖尿病による壊疽がある場合なども、病状が悪化する危険性があります。

血糖値改善のためには、自分に合った運動を無理なく続けることが一番ですが、病気の状態によってはリスクを伴うこともあります。運動を始める前にきちんと主治医に指示を仰ぎ、病状に合った運動を行うようにしましょう。

Copyright © 血糖値の正常値とは?. All rights reserved.